県北編 第3話「松浦の赤烏帽子」(松浦)

平戸に居城をかまえ、松浦48党の旗頭として、今の佐世保市から北松浦地方一帯に睨みをきかせていた松浦氏。しかし、幕府からお墨付きをいただいておらず、表向きの大名としては認めてもらえませんでした。松浦肥後守源是興は、お墨付きをもらいたいがために、目立つように赤い烏帽子をかぶったり、わいろを贈ったりします。さて、是興はお墨付きをもらうことができたのでしょうか?表向きの大名として認めてもらうために苦心する是興の話です。