大村地方に伝わる「勘作ばなし」から、名君の誉れ高い純昌公のエピソード「あかぎれの殿様」のお話と、大村藩と諫早藩との境界をめぐるエピソード「天保銭一枚」のお話をお届けします。
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大村地方に伝わる「勘作ばなし」から、名君の誉れ高い純昌公のエピソード「あかぎれの殿様」のお話と、大村藩と諫早藩との境界をめぐるエピソード「天保銭一枚」のお話をお届けします。
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江戸時代の終わりの頃、城下町大村にいた愉快なお侍「勘作さん」にまつわるお話です。
今回は、「紺の足袋」と「宝圓寺さん初踊り」の二話をお届けします。
一休さんを思い起こすような“頓智”のきいたお話です。
※朗読本編で、台本の誤記により、「勘作(かんさく)」を「勘助(かんすけ)」と誤って朗読配信しておりますこと、ここにお詫び申し上げます。
すみやかに、差し替えさせていただきます。
※差し替えいたしました、大変ご迷惑をおかけいたしました。
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対馬と壱岐、それぞれに伝わる「狐」に関するお話です。
【狐の仇討ち】(対馬)
狐をだまして、お金持ちになった男のお話です。
【金の茶釜】(壱岐)
お金儲けをしようと相談をしている狐の話を聞き、そのお金を手に入れようとする、ずるがしこい行商人のお話です。
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【美女塚】
対馬の豆酸村に「美人塚」という塚があります。ここに祭ってある鶴王御前の悲しいお話です。
【夕影山の主】
対馬にある夕影山には、今でも一匹の白蛇が住んでいるといわれています。この白蛇にまつわる悲恋のお話です。
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対馬地方に伝わる、若者がみた秘密の初夢の内容が現実のものとなり、その夢がかなったというお話です。盗人や秘密の「升」、京都のお姫様が登場する楽しいお話です。
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鬼の征伐にでかけた百合若大臣の武勇伝です。壱岐地方には、鬼の岩屋と呼ばれている古墳がいたるところにありますが、その由来にまつわる面白いお話です。
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【丹後の人柱】
今福小学校の前の校門から少し離れた県道に沿って、大きな松の木があります。その松の木の下には「人柱の碑」という碑が建っています。その碑にまつわる、親を思う娘のお話です。
【穴ほげ地蔵】
壱岐・芦部の町から東へ8㎞ほど離れた八幡が浦の海岸の海の中に、お腹にぽっかりと穴があいたユーモラスな格好をした6体の石地蔵がたっています。このお地蔵様のいわれについてのお話です。
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フランシスコ・ザビエルの教えを守り、カトリック教の立派な指導者として、信者たちの信頼を一身に集めていた人物、ジュアン次郎左衛門。生月島に伝わる悲しいお話です。
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【狸櫓】
桜の名所でもある平戸城の入口にある狸櫓にまつわるお話です。
【夜釣りの河童】
ある雨の日、権助は身の丈は5~6歳くらいのひょろひょろとした子供の格好をした者から「相撲をとろう」と声を掛けられます。この者、実は河童だったのです。河童の姿をみた権助のお話です。
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平戸に居城をかまえ、松浦48党の旗頭として、今の佐世保市から北松浦地方一帯に睨みをきかせていた松浦氏。しかし、幕府からお墨付きをいただいておらず、表向きの大名としては認めてもらえませんでした。松浦肥後守源是興は、お墨付きをもらいたいがために、目立つように赤い烏帽子をかぶったり、わいろを贈ったりします。さて、是興はお墨付きをもらうことができたのでしょうか?表向きの大名として認めてもらうために苦心する是興の話です。
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佐世保湾の西側の赤崎には「蛇島」という島があります。この島が、蛇島と呼ばれるようになったいわれにまつわるお話です。
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【めがね岩】
佐世保市瀬戸越町に、高さ6m、横20mの大きな岩が横たわっています。”めがね岩”と呼ばれるこの岩には、珍しいことに二つの穴があいています。この岩ができたおもしろい言い伝えのお話です。
【溶けてしまった侍】
佐世保から柚の木へ超える道は、山が深く、九十九谷と呼ばれていました。ある時、一人の侍がこの谷に迷い込みます。そこで侍は、大きなお腹をした大蛇がある草を食べると、みるみるうちにそのお腹が小さくなっていくという不思議な光景を目にするのです。なんとも珍しいその草を手にした侍が、大蛇の真似をしてその草を食べてみると…。少し怖いお話です。
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ある日、江口家の旦那様が便所でしゃがんでいる時、お尻をなでるものがありました。よく見ると、それは「おかめはんず」に住むいたずら河童の手でした。引っ張りあいで抜けた河童の手は、旦那様の文箱に納められました。腕を返してもらいたい河童は、毎晩、旦那様のもとへ通い懇願します。しかし、今までのいたずらがすぎ、なかなか手を返してもらえません。返してもらう一つの条件を叶えるために、一心に行動する河童。さて、河童は手を返してもらうことができるのでしょうか?河童と旦那様の我慢くらべのお話です。
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ひょんなことから“よしあんち”という若者は、カッパが化ける方法を知ってしまいます。その“よしあんち”、自分もカッパになりきり、本物のカッパに化けくらべを願い出ます。“よしあんち”とカッパの化けくらべ対決はいかに?!カッパと人間、化かしあいのお話です。
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山王山のほとりに、父一人、子一人の親子が暮らしていました。冬の寒い日のこと、父は狩りに出かけたその先で滝つぼに落ち、死んでしまいます。その夜、心配しながら息子がうつらうつらしていると白いひげの男が現れ、父親の行方について話し消え去ってしまったのです。息子は、その言葉通りに父親を捜しに行き、命を呼び戻そうと一心不乱に神様に祈り続けたところ…。親子に起こった奇跡のお話です。
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若松の奥山に住むいたずら好きなガアタローは、荒木倫左衛門に相撲を挑みますが、逆に腕をもぎ取られてしまいます。ガアタローは腕を返してもらうべく、毎晩、倫左衛門の屋敷に通いお願いをします。ガアタローの願いが通じ、やっと返してもらえることになったのですが…。河童のガアタローと荒木倫左衛門のお話です。
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【うぐいす娘】有川から鯛の浦の方へ行く道の峠にある一軒の茶屋に、可愛らしく美しい娘が毎朝飴チョコを買いに来ました。その娘の正体を突き止めようとした甚八が、娘の後をつけた先には立派な瓦葺の家がありました。そこで、たいそうなもてなしを受けた甚八に起きた、不思議な体験のお話です。
【かっぱ祭】五島では、河童のことを「河太郎」「ガアタロー」、ところによっては「キャタロ」と呼んでいます。その河童たちにまつわるお話です。
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狩りの途中で大雨に降られた若い猟師は、雨宿りのために大きな楠のうろを借りることにしました。ほどなくすると、何やら話し声が聞こえます。耳を澄まし聴いてみると、自分の子供が7歳の3月3日までしか生きられないという話でした。それから7年の月日が経ち、迎えた3月3日。さて、子供の運命はどうなったのでしょう?富江町山下辺りのおじいちゃんたちが、決まって孫たちに話して聞かせるというお話です。
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小河原に住んでいる、とても力の強い次郎衛門じいさん。ある時、河童のガアタローと相撲の勝負をしたところ、負けてしまいました。次郎衛門じいさんは悔しくて、勝つための知恵を絞ります。次の日、再び相撲の試合をした二人。はたして、次郎衛門じいさんと河童の勝負の行方はどうなったのでしょう?次郎じいさんと河童、相撲対決のお話です。
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【河童と相撲】昔、なかんがわには、いたずら河童が住んでいました。あまりにも悪さがひどいので、有川で一番相撲が強い男が、二つの約束をかけて、河童に勝負を挑みます。さて、その結末は…?いたずら河童と男の相撲のお話です。
【河童の恩返し】箒山の近くに、よく働き、正直で親切な半次郎さんという人が住んでいました。ある時、半次郎さんは土地の世話役さんから、荒土地をもらいます。半次郎さんは喜んで、土地を畑にしようと毎日一生懸命石ころ取りをしていました。そんなある日、半次郎さんは怪我をして苦しんでいる河童を手厚く手当てします。それからというもの、半次郎さんの土地はみるみるきれいな畑になっていきます。さてその理由とは…?優しい半次郎さんと河童のお話です。
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ある日、宿の浦にある薬師堂に安置されていた薬師如来像が盗まれてしまいます。里の人達は必死になってお薬師様を探しますが、どこを探しても見つかりません。その夜、お薬師様を深く信仰しているおばあさんは夢の中で、お薬師様からのお告げを受けます。翌日、もう一度、おばあさんの言葉通りに里の人達が探してみると・・・?霊験あらたかなお薬師様のお話です。
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【豆腐娘】五島ではその昔、三年奉公といって、百姓や町人の娘さんは15歳になると奉公に出るという決まりがありました。ある時、一人の娘が奉公に出ます。その奉公先で起こった悲しい出来事のお話です。
【明人堂】17代盛定公の頃、明の国の貿易商人・王直が通商を願いに福江にやってきます。外国貿易をして藩を豊かにしようと考えていた盛定公は喜んで王直を迎え、住む場所を与えました。その王直はじめ唐人さんが暮らしていた唐人町付近に建っている明人堂のお話です。
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多良の峠を越えるとき「赤うで」というお化けがでるというので、「赤うで」を知るものは、皆怖がって日が暮れると峠を越えたくても超えられません。あるとき、七五郎という肝っ玉の太い男が、度胸試しに日が暮れてから峠を越えることになりました。さて、七五郎は峠を超えることができるのでしょうか?多良の峠にいたと言われている「赤うで」というお化けのお話です。
※諫早市船越の西川武治さんのお話をもとに吉松祐一さんが編集したお話です。
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子供がほしくて仕方がなかった夫婦は祈りに祈って子供を授かります。天狗のような強さを持っている、その子の名前は稲妻大蔵。大蔵は相撲がとっても強くなります。しかし、その強さゆえにライバルから命を狙われることになってしまいます。いったい大蔵はどうなってしまうのでしょうか?天狗のような強さを授かった男の子、大蔵の物語です。
※諫早市破籠井町の鵜林光太さんのお話をもとに吉松祐一さんが編集したお話です。
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叩くと鼻が高くなったり低くなったりする不思議な太鼓が登場します。この太鼓を拾った源五郎のお話です。
※島原市加美町の樋口正規さんのお話をもとに吉松祐一さんが編集したお話です。
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いつも岬で貝や魚を捕って生計を立てている、布津村のはずれに住むオト婆さん。ある日、まったく何も捕れない日がありました。あきらめて帰ろうとしたそのとき、足もとの岩の間から1メートルもありそうな大きな一本のタコの足がニョロっと出てきました。毎日1本ずつタコの足をとっていく、欲深なオト婆さんに起こった出来事とは???オト婆さんとタコのお話です。
※布津町/隈部 守さんのお話をもとに吉松祐一さんが編集したお話です。
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加津佐町・六反田にいた働き者で親孝行の村人、安永安次さんのお話です。飢饉でお米のとれない年が度々ありましたが、安次さんは病に伏せるお父さんのために新米を食べさせてやりたいと願っていました。そうすると不思議なことに願いがかなってしまったのです。孝行息子が起こした奇跡のお話です。
※加津佐町西宮町の林田さんのお話をもとに吉松祐一さんが編集したお話です。
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口之津に住む与茂作は生まれつき絵がうまく、「生き絵かきの与茂作」と評判を得ていたました。あるとき、将軍の家光が与茂作の評判を聞き、絵を描かせるのですが、絵を描く時に使う水が原因で、結局うまく絵が描けず、与茂作は一時評判を落としてしまいます。それからしばらくして、与茂作は名誉挽回するのですが…。誰もが舌を巻くほど絵がうまいと言われていた山田与茂作のお話です。
※口之津町大屋真乗寺の吉澤嘉麿さんのお話を吉松祐一さんが編集したお話です。
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加津佐町・岩戸山の中腹に「お猿のお墓」と土地の人から呼ばれる一匹の猿を刻んだ塔があります。この塔が建った由来に関する3つの言い伝えについてのお話です。*加津佐町西宮町の奥村孝亮さんのお話をもとに、吉松祐一さんが編集したお話です。
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イタズラ河童の神通力、赤峰法印という偉い坊さんの仏力…はてさて勝利の結末は?雲仙・温泉神社前の釈迦堂の上にある宝物館に納められている「カッパの手」にまつわるお話です。
※雲仙古湯湯本ホテルの加藤元俊さんのお話をもとに、吉松祐一さんが編集したお話です。
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村人の与作は、上方見物に出かけた時に知り合った旅人が住んでいる山を訪ねます。立派な家で豪華な料理をご馳走になったあくる日、目を覚ますと旅人の姿ありませんでした。山のふもとの宿屋の主人に尋ねてわかった、その旅人の正体は…?!小浜・富津の港の前にある富津の弁天様にいたと言い伝えられている古狐のお話です。
※小浜本町の中村吉人さんのお話をもとに、吉松祐一さんが編集したお話です。
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島原城下に住む若い医師・李庵はある時、若い娘の足の怪我を手当します。寛政4年、雲仙の普賢岳が大噴火し、続いて眉山の大破裂がおこりました。このときに起こった大地震にも、李庵や近所の人々は助かりました。彼らを守ったのは、一匹の大蛇でした。この大蛇は、以前、李庵が足の怪我を手当した娘だったのです。自分の身を挺して恩人の命を守った大蛇のお話です。
※島原市湊中組/藤田 実さんのお話をもとに、吉松祐一さんが編集したお話です。
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「バスチャン椿」は、古キリシタンの布教者バスチャンが、神父ジワンから聖母様の生涯の大切な出来事を記念して、お祭する日を決めた「日繰り」が伝承された経緯についてのお話です。「高島蛇谷」は、高島町に古くから伝わる権現山にすんでいたといわれる大蛇のお話です。
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大村のまずしいキリシタンの家に生まれた次兵衛。六歳の頃からキリスト教の教育を受け、十二歳の時にマカオにわたり、修行を終え三十歳で長崎に戻ってきました。しかし、天正十五年に秀吉がキリスト教の禁令を出し、国内には弾圧の嵐が吹き荒れていたのです。
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「雪のサンタマリア」は、長崎弁の口調で語られるキリスト生誕の経緯についてのお話です。「本連寺の南蛮幽霊井戸」は、長崎駅から徒歩5分ほどのところにあるお寺、本連寺にまつわるお話です。このお寺の境内にはキリシタン弾圧の際に神父さんやたくさんの信者たちを投げこまれたという伝説が残っています。
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「ペーロンの由来」は、このお話のなかでは2つあり、一つは舟をこぐ動作にまつわるお話で、一つはペーロンの名前の由来についてのお話です。「川原池の主」は、野母半島川原あたりの「川原池」にまつわるお話です。
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鳴滝にあるむかしの城あとあたり「タンタン竹女(たけじょ)」のお話と時津は継石バス停あたりにある「鯖くされ石」にまつわるお話です。前半は不思議な蛇の物語で、後半は今にも落ちそうで、いまだ落ちていない崖の上の岩にまつわる言い伝えです。
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【ピントコ坂】「ピントコ坂」は、上小島にある鶴鳴女子高校の横を左手に登っていく急な坂のことです。この坂のいわれにまつわる唐人さんと長崎女性の悲恋の物語です。
【河童石】「河童石」は、中島川上流、本河内水源地の下に位置する水神社本殿裏にある大きな石のことです。河童をめぐる不思議な言い伝えのお話です。
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小島にある「長崎の魚石」のいわれにまつわるお話と矢の平にある「横向き地蔵」にまつわるお話です。前半は、唐人さんと欲深い商人との不思議な宝物をめぐる物語で、後半は、盗人と地蔵さんの奇妙な約束のお話です。
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これは長崎でも超有名なお話です。夏場になるとテレビや新聞に登場して、涼しくなるという寸法です。納涼効果が抜群で、節電にも有効ですね。京都・長崎の150里の艱難辛苦の長旅も乗り越えて、女は愛する男のもとを訪れます。しかし、既に男には妻がいて・・・。女ははかなくも、しかし、新たな命への母の思いから「幽霊」となり・・・。そんなお話です。幽霊が主人公のようですが、人間にとって大事なことがたくさん潜んでいる、生きている人間への物語となっております。ほのぼのというか、哀調に満ちたお話となっております。
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長崎鎮守の諏訪神社の裏側にある立山に住んでいたという、化け上手でいたずら好きの治郎兵衛狐のお話です。利口な狐も、厳しい修業を積んだ皓台寺の和尚さんには、かなわなかったという、昔話らしいなじみのある展開のお話、愉快なお話です。
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