全県編 第8話「幸松丸」(佐世保市)

佐世保・相浦城の松浦丹後守親(ちかし)公の子供時代のお話です。長崎県北地方は、松浦党といわれる一族が勢力を保っていました。主人公の松浦氏は、平戸の分家筋、平戸・松浦家とは相性が悪く、松浦一党ながら戦を重ねます。主人の人柄・才覚等が、家来をはじめ一族一統の運命を左右するこの時代・・・。家臣とのいさかいが元で滅んだ父親の所領を苦心惨憺し、回復した幸松丸(こうしょうまる)のお話です。