諫早島原編 第5話 「与茂作川」

口之津に住む与茂作は生まれつき絵がうまく、「生き絵かきの与茂作」と評判を得ていたました。あるとき、将軍の家光が与茂作の評判を聞き、絵を描かせるのですが、絵を描く時に使う水が原因で、結局うまく絵が描けず、与茂作は一時評判を落としてしまいます。それからしばらくして、与茂作は名誉挽回するのですが…。誰もが舌を巻くほど絵がうまいと言われていた山田与茂作のお話です。
※口之津町大屋真乗寺の吉澤嘉麿さんのお話を吉松祐一さんが編集したお話です。