諫早島原編 第6話 「孝子田」

加津佐町・六反田にいた働き者で親孝行の村人、安永安次さんのお話です。飢饉でお米のとれない年が度々ありましたが、安次さんは病に伏せるお父さんのために新米を食べさせてやりたいと願っていました。そうすると不思議なことに願いがかなってしまったのです。孝行息子が起こした奇跡のお話です。
※加津佐町西宮町の林田さんのお話をもとに吉松祐一さんが編集したお話です。