諫早島原編 第7話 「オト女の火」

いつも岬で貝や魚を捕って生計を立てている、布津村のはずれに住むオト婆さん。ある日、まったく何も捕れない日がありました。あきらめて帰ろうとしたそのとき、足もとの岩の間から1メートルもありそうな大きな一本のタコの足がニョロっと出てきました。毎日1本ずつタコの足をとっていく、欲深なオト婆さんに起こった出来事とは???オト婆さんとタコのお話です。
※布津町/隈部 守さんのお話をもとに吉松祐一さんが編集したお話です。